今年の夏、万博に行ってきました。訪問したのは8月の某(木)と(金)の二日間。初日は午後からの入場で、「アフター17時チケット」を使ってみました。(実際には、16時から入れます)
実際に体験してみると、日中とは違った多少涼しい時間から入れて、これから行く方の参考になると思うのでシェアします。
事前予約の流れ
事前に7日前抽選と3日前の夜0時からの先着枠があり、当日も予約枠が解放されます。7日前の抽選は全て外れることもあるため、あまり期待しないほうがいいです。人気のものを避けるのも手かもしれません。2日分抽選して第四枠で抽選に出した三菱のみ当たりました。二日目に出したイタリア、ポーランドなどは全て外れました。
3日前の夜0時に解放される予約枠も夜23時頃からサイトに入っておいて、0時に先着枠をアクセスしてもすぐに売り切れてしまう状況です。どこでもいいから取りたいという希望であれば、あまり人気でないところを狙うのも手かもしれません。複数人で行く場合は、一旦抽選のために一つの端末に入れて、まとめて抽選するとスムーズにできます。
空飛ぶ車を何とか先着では入手しました。
当日枠は、キャンセル拾いや、随時時間で解放するパビリオンもありますが、17時に入ると大体埋まっています。キャンセル拾いも1枠しか開かないため、複数人ではなかなか厳しいです。
入場の流れと混雑状況
アフター17時チケットを利用する場合、16時から入場可能ですが、実際には入場待ちの列ができます。私が並び始めたのは15時20分ごろ。すでにゲート前には人が集まっていて、並んでいる間も次々と人が増えていきました。
列は17時になると比較的スムーズに進み、16時10分ごろには入場完了できました。
待っている間に気になるトイレは、並んでいるゲートの左奥にあります。複数人でいれば、一旦列を離れて行ける辺りにトイレがあります。(離れてトイレに行かれる方もいました。)
真夏の暑さも少し落ち着き始める時間帯で、日中のピークを避けられるのは大きなメリットです。
回ったパビリオン(順番)
この日は、三菱未来館が事前に予約を取れていたので、その前の小さめの入場後は効率よく見られるようにルートを決めました。この日は以下の順番でまわりました。
超個人的なおすすめ度を5段階で入れておきます。基準は理由とかなく個人的に良かったです。
アラブ首長国館 [おすすめ度 ☆☆☆]
写真の時間は16時25分

ここは並ばないで入れました。
中東の未来都市を思わせる外観が印象的で、砂漠とテクノロジーの融合を感じます。

ナツメヤシの柱らしいです。体感、直径は1.5mくらいあり中々に迫力があります。
涼しいのに比較的すぐに入れるのが良いポイントでした。この柱の下にランダムで涼しい風が吹く場所があって展示を見ながらそこで涼しめます。

一番奥にあり、真ん中の丸の所で色々な景色が流れます。
売店は、中から入れる所にありますが、食事は入口の左側の別入口に分かれています。コーヒーだけテイクアウトもできました。
北欧館 [おすすめ度 ☆☆]

自然エネルギーや北欧のライフスタイルを紹介しています。30分待ちぐらいでした。途中、日傘を貸してくれるところがあり、持って行った日傘より大きかったので借りました。これが一体感が出て中々良い。
DJっぽい人が立っていて簡単な説明をしてくれます。待ち時間も楽しませてくれます。
下の写真の時間は17時19分

シンプルで心地よい空間デザインが印象に残ります。中は涼しく、硬いですが、座る所があります。
レゴで作ったミニチュアが結構すごい!
マルタ館 [おすすめ度 ☆☆☆]

これが入口になります。ここも30分から45分くらい並びました。ぱっと見わかりませんが、この真ん中の通路以外が動画を上映するプロジェクターの代わりをしていて中々見応えがあります。
一定人数ずつ入るので、少し並んで、動いてと繰り返していく列でした。
下の写真の時間は17時53分

中の展示では最初にクイズがあり、正解すると一人だけ景品がいただけました。私はわかりませんでしたが、、、展示の中心は地中海の美しい海をテーマにしています。
規模は小さめですが、リラックスできる雰囲気でした。出口に伝統的なパンやビールが売っていました。列に並ばなくても外から注文できます。
小話①
*目の前にミャクミャクと写真を取ってもらえるコーナーがあります。撮ってもらうと、はがきサイズより少し小さい新聞形式の写真が貰えます。この日はスマホも対応してくれていました。
最後に写真の購入を勧められますが、任意で大丈夫でした。
三菱未来館 [おすすめ度 ☆☆☆]
写真の時間は19時半(終わった後に撮っています。)

ここは、7日前の事前抽選が当たっていたので、待ち時間がほとんどなくいけました。所要時間は50分くらいかかります。生命の神秘について、下のVIVI(ビビ)とNANA(ナナ)と探索していく感じです。
座ってシアターを見る形式でしたが日本企業の技術力を体感できる大規模な展示です。特に映像演出が迫力満点で、人気が高いのも納得です。

出口で一緒に写真を取れます。
ポーランド館 [おすすめ度 ☆☆☆☆]
下の写真は20時7分

木を基調としたデザインで芸術と産業を組み合わせた展示で、文化の深みを感じられます。

自分の思いから自分だけの植物を作るコーナーがあり、一期一会の植物に出会う事ができます。

最後にショパンの映像を見ながら音楽を聴くこともできます。生演奏が当たらなかった方も、こちらでショパンが聞けます。これは中々よいです。
夜のパビリオンとショー
パビリオンは19時から、20時くらいに多くのパビリオンで列が並べなくなります。人気のイタリア館に行ってみたのですが、もう締め切らており、何時に締め切られたか確認したところ、16時40分頃に列を閉めたと言っていました。
巡った後は、ショーが終わると混むと思い、21時頃にゲートに向かいました。

東ゲート前の広場でもドローンショーは僅かに見えたので、それでこの日は良いことにしました。
ゲートから電車までは比較的混んではいますが、詰まることなく進み、15分くらいで駅のホームまで歩けます。電車も空いてはいませんが、本数もあるため、来た電車には乗れるくらいの混み具合です。
アフター17時チケットの魅力
ざっくりと時間や回るヘースを紹介しました。まだまだ日中は暑い日もありますから、そういう意味でもアフター17時は魅力的です。
しかし、時間が短いため、事前に本やネットなどを情報収集し、行きたい館をピックアップしておくことが、うまく回れるコツかもしれません。
17時からだと人気館は1,2館くらい。朝からだと午前、午後、夕方で1つずつくらいに絞っておくと、他の館も含めて幾つか回れると思います。
今は駆け込み需要で人数が増えているため、どこまで回れるかわかりませんが、参考になれば幸いです。
ではよい体験を!

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